押しつぶされた化石から復元された新種肉食恐竜プティコテラテス・ブキュレントゥスの頭蓋骨とその復元図
押しつぶされた化石から復元された新種肉食恐竜プティコテラテス・ブキュレントゥスの頭蓋骨とその復元図

ヘレラサウルス類の最後の生き残りかもしれないこの発見は、三畳紀末の大量絶滅の影響を追う同僚やファンにとって新たな手がかりになります。

ティラノサウルスより1億4000万年前の新種肉食恐竜発見 記事の流れと主な事実

アメリカ・ニューメキシコ州で発見された変形した恐竜の頭蓋骨から、ティラノサウルスより1億4000万年以上も前の新種肉食恐竜が発見されました。この化石は1982年に発掘されましたが、ひどく押しつぶされていたため長年保存されていただけでした。バージニア工科大学の研究チームはCTスキャンを用いて内部構造を解析し、デジタルで骨を分離・復元した結果、新しい属・種として「プティコテラテス・ブキュレントゥス(Ptychotherates bucculentus)」を同定しました。この名前はラテン語で「頬が膨らんだ折りたたまれた狩人」を意味し、特徴的な頭部形状に由来しています。

主な事実

  • 新種肉食恐竜「プティコテラテス・ブキュレントゥス」はティラノサウルスより1億4000万年以上前に生息していた
  • 化石は1982年にアメリカ・ニューメキシコ州のゴーストランチで発掘され、長年保存されていた
  • 研究チームはCTスキャンで変形した頭蓋骨をデジタル復元し、2026年4月14日に『Papers in Palaeontology』に発表
  • この恐竜はヘレラサウルス類に属し、三畳紀末の大量絶滅で絶滅した可能性がある
  • 復元された頭蓋骨は大きく張り出した頬骨と短く深い吻部が特徴

Cantoのビジュアルニュース解説です。制作にはAIツールが補助的に使われることがあります。 編集方針