
戦略産業の地域分散が進む中、この動きを追う同僚や関係者には示された産業別ブロックの対応が見えてきます。

半導体やAIを10地域に集積 記事の流れと主な事実
日本政府は2026年5月18日、地方経済の活性化を目指し、戦略産業を全国10ブロックに集積する「戦略産業クラスター計画」の素案を公表しました。半導体、人工知能(AI)、空飛ぶクルマ、造船、GX(グリーントランスフォーメーション)などの分野が重点対象とされ、企業の大規模投資を呼び込むことが狙いです。この素案は6月にまとめる「地域未来戦略」に反映される予定です。
素案では、ラピダスが立地する北海道やTSMCが進出した九州など8ブロックが半導体の集積地域に指定されています。また、洋上風力発電の導入が進む東北など7ブロックはGX分野の集積地域となります。近畿地方は2025年の大阪・関西万博で注目された「空飛ぶクルマ」を念頭に、空モビリティを主要分野として位置づけています。中国・四国地方は国内有数の造船拠点として、造船分野の強化が盛り込まれました。
この計画に加え、都道府県単位での企業支援を掲げる「地域産業クラスター計画」や、農林水産、観光、伝統工芸などの地域資源を活用する「地場産業成長プラン」も今後の戦略に反映される見通しです。政府は自治体と連携しながら、成長基盤となる産業クラスターを戦略的に形成していく方針です。
主な事実
- 2026年5月18日、政府が「戦略産業クラスター計画」の素案を公表。
- 全国10ブロックに半導体、AI、空飛ぶクルマ、造船、GXなどの産業を集積する。
- 北海道と九州など8ブロックが半導体集積地域に指定。
- 東北など7ブロックはGX(グリーントランスフォーメーション)分野を重点化。
- 近畿は空飛ぶクルマを、中国・四国は造船を主要分野として指定。
- 計画は2026年6月にまとめる「地域未来戦略」に反映される予定。
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